脳神経内科学講座
和歌山県立医科大学脳神経内科学講座は、1999年4月、本学が和歌山市中心部から紀三井寺に移転し、新病院の開設と同時に発足しました。初代教授の近藤智善先生によって築かれた、パーキンソン病を中心とした臨床?研究?教育の礎は、2012年7月から2代目教授の伊東秀文先生に引き継がれました。超高齢社会を迎えたわが国の現状にあって、ますます脳神経内科診療の果たす役割が高まっていますが、伊東教授の着任以来、本講座はさらに診療や研究の幅を広げ、大きな発展を遂げようとしています。和歌山県民の皆様が最高の脳神経内科診療を受けられるよう、スタッフ一同一丸となって日々の診療?教育?研究に意欲的に取り組んでいます。
主な研究テーマ
- パーキンソン病の治療に関する臨床的研究
- ドーパミン受容体作動薬に関する臨床的研究
- L-DOPAの薬理学的研究
- パーキンソン病の治療導入に関する研究
- パーキンソン病の運動合併症に関する研究(ジスキネジア,ウェアリング?オフ現象の機序解明と治療)
- パーキンソン病患者の治療状況とQOL評価に関する研究
- パーキンソン病の疫学調査
- パーキンソン病の病因?病態に関する研究
- パーキンソン病脳の酵素解析と病態生化学
- パーキンソン病黒質の微量金属と神経変性に関する研究
- パーキンソン病の黒質細胞死とフリーラジカル
- パーキンソン病の進行防止?黒質ニューロン再生に関する研究
- L-DOPA抵抗性の症状(すくみ足,姿勢反射障害)の薬理学的解析
- パーキンソン病の精神症状に関する研究
- パーキンソン病の黒質細胞死とミトコンドリア毒
- 運動ニューロン疾患の臨床的研究
- 運動ニューロン